アートな世界観が詰まったスイーツブランドのパッケージ

2023年03月15日
アートな世界観が詰まったスイーツブランドのパッケージ

 

こんにちは、ベリービーの青山です。
昨日はホワイトデーでしたね。皆さんは何をお返しされましたか?
平日ですしまだ渡せていない方や購入されていない方も、もしかしたらいらっしゃるのでは。
まだ購入されていない方に一つおすすめしたいのが本日ご紹介するこちらの洋菓子ブランド。

ご存じの方もきっと多いですよね。
おしゃれなお菓子パッケージとして多くのメディアに紹介されている人気ブランドです。
カラフルな植物と赤いワンピースを着た女の子の後ろ姿が特徴的なかわいいパッケージです。
こちらのイラスト及びデザインはクリエイティブユニットKIGIの渡邉良重さんによるもので、
7、8案以上のデザインを経て、
唯一女の子のイラストが描かれた今のデザインのベース案が選ばれたそうです。
渡邉さんの10年前ほどの絵柄と比べると色合いは少しずつレトロポップさが加わり、
どこかノスタルジーさをも感じるこのオリジナリルの世界観は若い世代からも人気があり、
紙袋だけでなく、同ブランドのクッキー缶やボックスを大事に残している方もとても多いそうです。

では早速パッケージを見てみましょう。

カラフルながらも落ち着きのある色合いを組み合わせているので、
どこかまとまり感のあるシンプルさをも感じるのは渡邉さんならではのセンスですね。

紙袋自体はホワイトをメインに使用し、イラストの周りには黒い曲線で囲んであります。
ランダムに配置されている花も囲み線のおかげか、一つのまとまった要素に捉えてみることができ、
スッキリとした印象があります。

花のイラストには今まさにトレンドカラーでもあるオレンジや群青色などが使用されています。
濃淡のあるところやインクが混ざり合うところがまた手書きらしい自然なテイストがあって素敵です。

たまたまインスタでこの黒い囲み部分を切り取って、インテリアとして飾っている投稿を見かけたことがあり、
渡邉さんがよくお菓子の箱などで工作を作って大事に保存されていたように、
“長くとってもらえるようなデザインになってほしい”という言葉を思い出し、なんだかとてもほっこりしました。
買いたくなる、残したくなる。そんな素敵なセンスと感性を持っている渡邉さんのデザインには、
きっと他の分野で得られた体験が背景にあるんだと思います。

裏面はボタニカルのイラストに加え、ブランドの特徴でもあるこちらの“女の子の後ろ姿”が描かれています。
赤いワンピースに赤い靴、赤いリボンと赤いバッグを身につけたかわいらしい女の子の姿はまるで童話に登場する主人公のよう。
“お花を摘みにいくのかな” “お花を誰かに届けに行くのかな”とイメージが膨らむようなデザインです。

左右のマチ部分には“spring has come(春が来た)”と書かれていて、まさに今の季節にぴったりなデザインです。
こんなかわいい紙袋を持ってピクニックに出かけるのもいいですね。

ハンドルはブラックのアクリルスピンドルを使用していて、芯が入っているのでとても頑丈です。

ポリ袋は大小2サイズ。
AUDREYはいちごとチョコレートをメインとしたスイーツブランドなので、
コンセプトに合わせて真っ赤ないちごが描かれています。

こちらの大きめポリ袋はマチがしっかり広めについているので、
箱や缶といった商品も傾かずしっかりと入れることができます。
サイドには植物のイラストと網目模様のテクスチャーが印刷されています。
このようにラインを使ったパッケージデザイン、最近見かけることがまた多くなりましたね。
シンプルながらもモード感があり、そしてどこかノスタルジーさもあって素敵ですよね。

裏面には小さないちごと草花が描かれています。
ロゴに合わせて直線的なデザインが施されていて、全体に統一感がありスッキリとしています。
さらに、ラインの幅に違いをつけることで要素にジャンプ率が生まれ、遊び心のあるデザインとなっています。

 

いかがでしたか?
オリジナルの世界観が楽しめる見応え抜群のパッケージでしたね。
商品や季節によって新しいパッケージが楽しめるので、
気になる方は是非一度オンラインショップをチェックしてみてくださいね!(常設店舗は東京と横浜5店舗のみ)

 

ではまた次の記事で!