Y2Kとパッケージの流行

2022年07月28日
Y2Kとパッケージの流行


こんにちは!ベリービーの青山です。

最近、トレンドリサーチをする際に、
鮮やかでレトロなスタイルを見かけることが増えてきましたよね。
その流行には、Z世代※1を中心に広まっているY2Kファッションが影響しているようです。

「Y2K」=「Year 2 Kilo」つまり「2000年代」を意味する言葉です。
スマートな略し方をしますね〜
一度耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

Z世代のセレブたちからブームに火が付き、
ポップで新鮮な2000年代のテイストが再び世間のトレンドになっています。

昨年から、世界を代表するハイブランドのコレクションにおいても、
Y2Kを彷彿させるようなアイテムが度々登場しました。
今風にアレンジされたY2Kスタイルは海外だけでなく、
レトロブームにある日本でも絶大な人気を得ているんです。


(画像左:Bluemarine  画像右:FENDACE)

そんなY2Kトレンドの象徴として、
短め丈のトップスやローライズデニムといったファッションアイテムや、
キラキラとした素材などがあげられますが、特に注目したいのが「カラー」です。

Y2Kファッションでは、ネオンカラーやビビットカラーなど、
当時大流行したピンクを始め、赤や紫、水色、緑のような、
インパクトあるカラーが多く取り入れられています。

そんなY2Kカラーの影響は、ファッションアイテムだけでなく、
私たちが普段目にするパッケージにまで拡大しています。
近頃よくビビットな原色や蛍光色を使ったパッケージを見かける気がしませんか?
この流行には季節性だけでなく、Y2Kブームの影響があったんですね。


(画像左:LAWSON公式サイトより  画像右:Labons Holic公式サイトより)

まさにZ世代を意識した色合いですね。
主流カラーに加え、ライトパープルやミレニアルピンク※2など、
今風にアレンジされた色たちも新しいY2Kカラーとして台頭しています。

特にミレニアルピンクに関しては、
アリアナ・グランデが衣装に使用したことでアメリカで話題になりました。
2000年代ファッションの先駆者であるブリトニー・スピアーズをオマージュしたそうで、
そのスタイルでは、まさに衣装をミレニアルピンクにアレンジしていました。

そんな世界的に大ブームとなっているY2Kカラーですが、
力強いカラーが多く、パッケージに取り入れても、
ブランドイメージに合うのか不安に思われるお客様もいらっしゃると思います。

ですが、鮮やかなオレンジを纏ったBEAMSの紙袋や、エネルギッシュなグリーンを使ったBOTTEGAの紙袋など、
アレンジの仕様によってはとてもスタイリッシュなパッケージに仕上がりますよ。
また、ハンドルにワンポイント取り入れるなど、アクセントカラーとして使用してもお洒落でトレンディなデザインになります!

Z世代を中心としたY2Kブームはまだまだ勢いが続きそうなので、今後も要注目です!
ベリービーでもそのうちY2Kファッションブームがくるかもしれません...?

つい先日リニューアルしたベリービーの新しい印刷色の中でも、
ライトパープルやビビットピンク(マゼンタ)、水色(アクア)などご用意していますので、
パッケージでY2Kカラーを取り入れたい方は是非お気軽にご相談してくださいね。

ではまた次回の記事で!


※1:1990年代から2010年代序盤の間に生まれた世代。

※2:Z世代に人気な、淡くて少しグレーがかった優しいピンク。Z世代ピンクとも呼ぶ。