おいしいだけじゃない!ブランドへの想いが強いパッケージ
2025年05月01日
みなさん、いかがお過ごしですか?
私は喫茶店でのんびり過ごす時間が大好きで、
雰囲気にひたりながらぼーっと時間が流れていくのを楽しんでいます。
そういうとき、ついつい甘いものに手が伸びてしまうんですよね。
疲れたときやちょっとしたご褒美に食べたくなって、気づけば毎回、自分にご褒美をあげています。あは
目次
心温まるお菓子のパッケージをご紹介
さて今回は、そんな甘いお菓子を販売しているお店のパッケージをご紹介します。
どんなデザインに出会えるのでしょうか?さっそく覗いていきましょう!
今回ご紹介するのは、お菓子ブランドのショッパーと、一番人気商品「ミルク味」のパッケージです。
このブランドは、“食”をテーマにデザインの力で社会課題の解決に取り組む「GOOD NEWS」が手がけた、
栃木県那須の新銘菓です。
あの有名なスポーツ選手夫婦が紙袋を持っていたことでも話題になったそうですよ。
ブランドに込められた社会貢献のメッセージ
「つくる人も、たべるひとも、地元のひともみんながうれしい、
よろこびの連鎖を産むことができる可能性に満ちたお菓子」として、「バターのいとこ」は単においしいお土産であるだけでなく、
酪農の発展、地域活性化、そして生産者を元気にするという目的のもと誕生したそうです。
紙袋には牛のイラストを取り囲むように「04」「06」「90」の数字が刻まれています。
これは、牛乳からバターを作るとき、バターになるのはわずか4%。残りの6%がバターミルク、
そして90%が無脂肪乳として安価に販売されている現状を表しています。
無脂肪乳も愛情込められて作られた牛乳の一部。
「もっとその価値を高められたら」という想いから、無脂肪乳をふんだんに使用したお菓子を展開しています。
ブランド名は、牛乳から分離したバターと無脂肪乳の関係性が「従兄弟みたい」というところから命名されたんだとか。このストーリーを知ると、一層愛着が湧きますね。
ナチュラルな印象の紙袋
紙袋の素材は「未晒クラフト紙」を使用しています。
未晒クラフト紙は、漂白をしていない紙本来の質感を生かした茶色やベージュの自然な色合いが特徴で、ナチュラルで温かい印象を表現したいときに非常におすすめです。サイズは3展開ご用意されており、今回ご紹介しているのはSサイズ仕様となります。
ベリービーでも、フードやアパレルブランドに人気のヴィンテージクラフト紙を使ったオリジナル紙袋を制作できます。「スイーツブランドの紙袋を作りたい!」など、ご興味のある方はクラフトペーパーバッグのページをご覧ください。
ハンドル部分はショッパーと同様、クラフト素材の紙平紐仕様になっています。
いつも不思議に思っていたのですが、口留め部分のギザギザは紙の端で手を切ってしまわないよう
あえてギザギザになっているんだそう!
商品を買ってくれたお客様が日常でも安心して使用できる、細やかな気遣いが感じられる優しいショッパーですね。
パッケージに込められた「GOOD LINKS, GOOD LIFE」のメッセージ
「GOOD LINKS, GOOD LIFE」
箱の側面に記載のこちらの言葉には、「良いつながり、良い人生」という意味があります。
商品を手に取ったお客様だけでなく、生産者や地域の人と商品を通じて喜びの連鎖が続いていくようにと込められた、強いメッセージ性が感じられます。
画像だと見えづらいのですが、箱の表面にはブラックの箔押しに「デボス加工」が施されています。
箔押し(特定のデザインをメタリックな箔で表現する加工)の上からデボス加工(凹ませる加工)という凹みを加えることで、立体感を与えることができるのが特徴です。
ついついなぞってしまうような印象に残る箔押しなので、ぜひお手に取ってご覧いただきたいアイテムです。
いかがでしたか?
ブランドに込められた想いが伝わってくる、ほっこりするパッケージでしたね。
ブログを書いていると食べたくなってきちゃいました~あはは
こんな素敵なパッケージや紙袋を作ってみたいと思ったら、ぜひ私たちベリービーにご相談ください!
お客様のブランドの想いを形にするお手伝いをいたします。
それでは、また次の投稿でお会いしましょう!