範囲の広い箔押し加工でインパクトのある紙袋

2020年09月25日
範囲の広い箔押し加工でインパクトのある紙袋

こんにちは!ベリービーの加茂です。

 

本日ご紹介するジュエリーブランドは、

その商品もさることながら、いつも紙袋がびっくりさせられるデザインをしているので、

毎回新しいデザインが登場するのを楽しみしています。

 

今回のデザインは、

レイアウトだけ見ると図形を組み合わせたデザインですが、

「印刷」と「箔押し」という加工が組み合わされ、

見る人をあっと驚かせます。

広範囲の箔押しが目を引く紙袋図形を重ねて配置した紙袋デザイン

なんと言っても、ベタッと鏡面のように塗りつぶされた

ゴールドとシルバーの箔押しが目を引きます。

実はこの加工ってすごく難しいんです。

 

箔押しは「ホットスタンプ」と呼ばれることもあるように、

ハンコを押すようにメタリックのホイルを貼り付ける加工です。

 

ハンコって、お芋とか消しゴムで作ったことがある人は経験があると思いますが、

大きなハンコを作ると綺麗にインクがつかない面とかありますよね。

ぐりぐりと力を入れて押してみたり。

 

箔押しもこれと同じで面積が広いと、全体へ均一に圧をかけるのが難しくなり、

デザインが欠けてしまったりすることがあります。

 

失敗を恐れて、避けてしまいがちなデザインですが、

それをしれっとやってのけてしまうのが、このブランドの一番の凄さです。。

もちろん特殊な機械を使ったり、熟練の職人の手によって可能となるとこもあるので、

こんなデザインをしたい!という人はお気軽にお問い合わせください。

 

AB面で色を変えた紙袋

表面のゴールド×ピンクのデザインから一転、

裏面はシルバー×グレーとなんともモードな雰囲気です。

こちらのブランドの表現するデザインの幅を感じさせるような仕上がりですね。

 

ナチュラルな高級感がある紙バンド口折に箔押しでブランドロゴ

持ち手には紙バンドと呼ばれる素材が使われています。

ナチュラルさを求めると、どうしてもチープ感が出てしまうことが多いのですが、

この持ち手は高級感と、ナチュラルさを兼ね添えた素材です。

 

紙の素材もナチュラルな質感ですが、

全面に配置された塗りつぶしとのギャップが面白いですね!!

 

ややもすると退屈になりがちな、図形で構成されたレイアウトを、

素材や加工の組み合わせで誰もが驚くデザインに作り上げた、

デザインの妙技ともいうべき紙袋でした!

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