洗練された都会の女性に贈る、上質なアパレルブランドの紙袋

2025年07月02日
洗練された都会の女性に贈る、上質なアパレルブランドの紙袋

 

こんにちは!ベリービーの田上です!

もうすっかり夏本番のような暑さですね。
ドアを開けた瞬間の、あのムワッとした熱気に「あぁ、夏だ…」と感じずにはいられませんが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
水分補給も忘れずに、熱中症にはくれぐれも注意してくださいね!

では早速、今日のパッケージを見ていきましょう!

目次

洗練されたモノトーンパッケージ

手書き風ロゴとUV印刷が特徴的なモノトーンのオリジナル紙袋

今回ご紹介するのは、手書きのようなフォントが可愛らしい、シンプルながらも上品なモノトーンカラーのパッケージです。

こちらのブランドは、「TOKYOから世界に発信するNEXTベーシック」をブランドコンセプトに掲げ、
トレンドやコレクションに流されない、洗練された都会の女性に向けたベーシックを提案するレディースファッションブランドです。

シンプルでありながらも、素材へのこだわりが伝わるスタイルが特徴ですね!

見る角度で表情を変える「UV印刷」

モノトーンの紙袋に施されたUV印刷のロゴ部分の拡大画像

パッケージ中央のブランドロゴ部分には、ブラックインクの上から特殊な「UV印刷」が施されています。
UV印刷は、紫外線(Ultra Violet)を照射することでインクを瞬時に硬化させる印刷方法で、耐摩擦性や耐水性に優れるだけでなく、見る角度によって艶やかに光る独特の光沢感や立体感を表現できます。通常の印刷とは異なる特別な存在感を放ち、上質さをより一層引き立てます。

質感は、UV印刷された箇所のみがツルツルとしており、まるでエンボス加工のように、一層膜が張ったような感触を与えます。

クラシカルでエコな「マルタック加工」

マルタック加工で留められた紙袋の口元 マルタック加工のアップ。空押しされたブランド名が見える

口留め部分を見てみると、シールやリボンで留めるのではなく、ファイル留めのような「マルタック加工」が施されています。
マルタック加工は、クラシカルな印象を与えるだけでなく、中身をしっかり保護できる丈夫さも兼ね備えています。また、繰り返し使用できるエコな要素も持ち合わせており、SDGsへの意識も感じられます。
細部にまでこだわりを感じさせる、シンプルながらも洗練された印象を与える留め方です!

さらにマルタック部分をよく見てみると、画像では判別しにくいかもしれませんが、円形の紙の部分には、光の加減で浮かび上がるようにブランド名が「空押し」されています。空押しとは、インクを使わずに圧力をかけて紙に凹凸をつける加工で、上品な高級感を演出します。

太幅グログランリボンが映えるハンドル

アパレルブランドで注目の、太いグログランリボン映えるオリジナル紙袋

ハンドル部分には、太幅リボンを採用しています。
実はこのハンドル、一見黒に見えますが、深いフォレストグリーンのような上品な緑がかった色味です。
リボンの素材「グログランリボン」ならではのしっかりとした質感と相まって、洗練された印象を与えています。

ハンドルの種類や色は、お店の雰囲気をお客様に伝えるとても重要なアクセントになります。
ショールームでは、「こんな色のハンドルにしたい!」「リボンにロゴって印字できますか?」といった具体的なご要望にも、お店やブランドに合わせた個別の提案が可能ですので、
是非お気軽にお問い合わせ、またはショールームへお越しください。

見えない部分にも宿るブランドの配慮

紙袋のマチ部分に印字されたFSC認証マーク 紙袋の底面に空押しされた材料識別マーク

マチ部分や底面部分をのぞいてみると、マチにはFSC認証マークが印字されており、底面には材料識別マークが空押しされています。
FSC認証マークは、適切に管理された森林からの木材を使用していることを示す国際的な認証マークであり、材料識別マークはリサイクルを促進するための表示です。
単なる包装に留まらない、こうした見えない部分への配慮が、パッケージ全体に洗練された上質な印象を与えています。

 

 

いかがでしたでしょうか?
細部にまでこだわり、ブランドの想いが込められた、とても素敵な紙袋でしたね。

この記事を読んで、パッケージデザインの奥深さに興味を持っていただけたら幸いです。
オリジナル紙袋やオリジナルパッケージの制作をご検討の際は、ぜひベリービーにご相談ください。お客様のブランドイメージを形にするお手伝いをさせていただきます。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!