オリジナル手提げ袋を作る時に!役立つ紙袋用語集

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オリジナル手提げ袋を作る時に!役立つ紙袋用語集のイメージ

オリジナル手提げ袋の作成には、いろいろな「専門用語」が出てきます。デザインを検討するとき、「一体、これってどういう意味だろう?」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。

そこで、オリジナル手提げ袋を作るときに知っておくと便利な紙袋用語をいくつか紹介します。よくわからなかったあんな言葉やそんな言葉も、きっと理解していただけるはずです。

目次

まずは基本!紙袋の部位を示す用語

紙袋は、それぞれに細かく名前が付けられています。デザイナーと打ち合わせをするときなどに覚えておくと、話がスムーズに進みますから、ぜひ参考にしてみてください。

ハンドル

紙袋の持ち手の部分です。

紙袋の持ち手が何でできているかご存知でしょうか?berry B BAGで取り扱っているハンドルは全部で10種類ありますので、それぞれの特徴について簡単にご紹介します。

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1.アクリルスピンドル

紙袋によくある、柔らかな紐状の持ち手です。文具店などで販売されている無地の紙袋などでも、このハンドルがよく見られます。

2.パイレンロープ

アクリルスピンドルと似たデザインですが、光沢感があるため、より高級感のある仕上がりになります。

3.ツイストロープ

高級ブランドで使われることも多い豪華なロープです。編まれ方もアクリルスピンドルなどとは異なります。色合いも、シルバーやゴールドなどのシックでゴージャスなものが多くなっています。

4.アクリル平紐

ローコストであるものの、肩掛けにも適していることや、ナチュラルな質感が人気となっている汎用性の高いハンドルです。

5.サテンリボン

光沢のあるリボンです。女性向けブランドなどでは数多く利用されています。

6.グログランテープ

光沢のないリボン状のハンドルで、男女問わずアパレル業界で大人気となっています。

7.ハッピータック

ビジネスでしばしば使われているポリプロピレン製のハンドルです。紙袋の口を留められるという特徴があります。

8.小判抜き

紙袋の上部に穴をあけて持ち手にする方法です。デザイン性が高く、コストも抑えられるというメリットがあります。

9.紙丸紐

紙でできたロープ状のハンドルです。ローコストでナチュラルな雰囲気が人気です。

10.ワックスコード

ロウ引き加工をした細めの紐です。レザーのような見た目で高級感があります。

 

ハンドルには、上記のような素材の違いのほか、ハンドルの留め方による違いもあります。ハンドルを縦に留める縦留めや、紙袋に金属のハトメを打ってハンドルを通す方法、紙袋の上部でリボン結びを作る方法などです。

ハンドルの選び方や加工方法の違いは、紙袋全体の雰囲気や高級感、耐久性の違いにもつながる重要なポイントのひとつです。

 

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A面

紙袋の正面のことです。紙袋のメインのデザイン部分になるため、企業やショップの雰囲気に合ったロゴやデザインを印刷しましょう。

B面

紙袋の裏側のことです。通常は紙袋の底の折り線が入っている面です。通常の紙袋では、AB面は同じデザインのものが多いですが、特にデザインに凝りたい場合は、A面とB面で雰囲気を変えることや、側面を含めてつながっているようなデザインにすることもできます。

マチ

紙袋の側面のことです。マチがある紙袋は、それだけ収納力がアップします。

内面

紙袋の内側です。berry B BAGでは、オプションで内面に印刷することもできます。

口折

紙袋の上部を内側に折り返した部分のことです。口折のデザインにも凝ることで、ワンランク上のデザインを目指せます。

口ボール紙

口折部分に入る厚紙です。重いものを入れた場合に、ハンドルがちぎれないように補強する役割を果たしています。

底ボール紙

紙袋の底にいれる厚紙です。重いものを入れた時に底が抜けないように補強しています。

 

知っていると便利!紙袋加工に使う用語

次に、紙袋印刷に使われる加工用語についてご説明します。このような加工を知っておけば、適切な指示が出せるようになります。

箔押し

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紙に印刷をするのではなく、箔を圧着することによってデザインを作る方法です。

光沢があり、ロゴのみのデザインでも高級感のある仕上がりになります。

 

浮き出し 箔

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箔押しをするときに、箔部分が盛り上がるように圧着させる方法です。

箔フィルムを利用して盛り上がった箔押しにする方法と、箔は使わず盛り上がりだけを作る方法があります。

 

UV印刷

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紫外線を使ってインクを瞬間的に硬化させる印刷方法です。ニスを塗ったような雰囲気に仕上がります。上の写真では、光で白く光っている飾りの部分がUV印刷です。

 

エンボス加工

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紙の表面にプレス機で模様をつけ、独特の質感を出す加工方法です。これは箔押しとは異なり、紙袋全体のベースに対して行われる加工です。

berry B BAGでは、ファブリックエンボスやレザー調エンボスなど、高級感あふれる9種類のエンボス加工を用意しています。

 

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ニス引き

紙の表面にニスを塗ることで耐久性を出す加工方法です。クラフト紙などの質感をそのまま残したい場合などに適しています。

 

PP ラミネート加工

紙の表面にフィルムを貼ることで耐久力を高める加工方法です。光沢感が出て、ビニールのような質感に仕上がります。

 

マットPPラミネート加工

PPラミネート加工と同様ですが、こちらは光沢が抑えられ、マットな質感に仕上がります。

 

紙袋の用語を理解することは、様々な加工方法を知ることにもつながります。オリジナル紙袋制作には、様々なオプション加工方法がありますから、ぜひデザインの希望に応じて利用してみてください。

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