紙袋作りでまず迷う「紙袋のサイズ」。どう決めればいい?

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オリジナル紙袋を制作するとなったら、まず決めることの一つがサイズです。紙袋制作にかけられる費用によって選択できるサイズは変わりますし、業界によっても人気のある紙袋サイズは変わってきます。ここでは、迷いやすいオリジナル紙袋のサイズについてお話しましょう。

目次

紙袋に入れる物に合わせたサイズにしよう!

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オリジナル紙袋のサイズは、基本的に紙袋の中に入れたい物に合わせて決めます。例えば、企業イベントなどでオリジナル紙袋を配布する場合は、A4の資料が入るようなサイズの紙袋が適切です。配布する資料が小さめでも、A4以上のサイズにしておくと親切です。

小型の物を入れる場合は、紙袋のサイズが大きすぎては中身が揺れ動いて品質に影響が出てしまうかもしれません。とはいえ、あまりにもピッタリとフィットしたサイズでは、中に入れる物の出し入れに不自由する可能性があるので、少し余裕を持たせたほうがいいでしょう。これは、大中小いずれのサイズにも共通して考慮したいことです。

 

当然のことながら、紙袋が仕上がってから中に入れたい物が入らないという事態になるのは避けたいところです。そのために、あらかじめ中に入れる物のサイズに合わせてオリジナル紙袋のサイズを検討するのですが、ギリギリのサイズにしようとするときなどは完成後に中身が入らない問題が発生することがあります。紙袋の中であまり隙間を作りたくないとき、コストを削減するためにサイズの無駄を省きたいときなど、十分に気を付けておきましょう。

使われる業界別!人気のある紙袋サイズの一例

オリジナル紙袋のサイズは、使用する業界によっても人気サイズがあります。企業イベントや説明会などの場合は、A4サイズの資料が配布されることが多いため、A4の資料が入る定型サイズの紙袋が適しています。ただ、イベント内容や配布する資料などにもよりますから、その点は中に入れる物に合わせましょう。

ジュエリーなどの小物を入れる場合は、オリジナル紙袋も小さめがよいでしょう。ジュエリーは、大型のサイズになってもネックレス程度が最大です。オリジナル紙袋のサイズも、大きいところで中サイズまでが妥当です。ただ、最近では衣類を扱うアパレルショップで、ジュエリーなどのアクセサリーを販売していることもあります。そのようなショップでは、大中小のサイズを取り揃えておくのが便利です。

同じファッション業界でも、シューズショップではオリジナル紙袋のサイズに工夫が必要です。1足分のシューズを入れるだけでも、パンプスやスニーカーなどを入れる箱のサイズとブーツを入れる箱のサイズは大きく異なります。似た意味では、バッグを販売しているショップでも大中小様々なバッグを取り扱っているでしょうから、オリジナル紙袋のサイズを合わせるのに気を遣うでしょう。

 

食品を販売しているショップの中でも、洋菓子の販売店では底の幅に余裕があるタイプのオリジナル紙袋が適しています。ワンホールまるごと入るサイズの紙袋に加えて、小菓子をいくつか入れて持ち歩いても商品が崩れないサイズの紙袋を用意しておく必要があります。

コストもサイズを決める要素のひとつ

オリジナル紙袋を制作するときには、あらかじめ予算が設定されていることがほとんどでしょう。かけられるコストから紙袋のサイズを決めるというのも、方法のひとつです。というのも、オリジナル紙袋のサイズこそ、コストを左右する要素だからです。

オリジナル紙袋の制作に使用される紙は、A版、菊版、四六判、ハトロン判といった種類に分けられます。多くの場合、原紙として用いられるのは、900mm×1200mmサイズのハトロン判です。紙袋は1枚の紙から作られるのですが、原紙の大きさによって1枚の紙から何枚の紙袋ができるかが違ってきます。

ハトロン紙を用いると、横幅+マチの合計がおよそ570mmまでの紙袋が1作れます。

1枚の紙で2枚の紙袋を作りたい場合は、横幅+マチの合計がおよそ430mmまでのサイズにすれば間に合う計算です。合計570mm以上のサイズの紙袋を制作する場合は、さらに大きな紙が必要になり、その分コストも高くなります。

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こうして、紙のとり方によって単価が変わるオリジナル紙袋の制作では、1枚の規格の中に何枚の紙袋を入れられるかがポイントになってきます。正面の幅・高さ・マチの調整で枚数を多くとれば、コスト削減につなげることも可能です。

 

だからといって、中に入れたい物のサイズを無視したり、ギリギリ過ぎるサイズでオリジナル紙袋を制作したりするのはリスクがつきまといます。完成後に中身が入れられないとわかったのでは、作り直しとなり、かえって無駄なコストがかかります。オリジナル紙袋のサイズは、最初に慎重に検討すべき事柄なのです。

ベリービーバッグでは作ってきた実際の紙袋を「無料サンプル」として送るサービスがあるので、それを利用し、欲しいサイズに近しい大きさの紙袋を取り寄せ、商品を入れて確認するとより確実でしょう。

このように、オリジナル紙袋のサイズは慎重に決める必要がありますが、迷った場合はベテランの専門家がいる業者に相談できれば安心です。頼りになるのは、コストを削減しながらも最適な紙袋のサイズを提案してくれる業者です。実績が豊富な業者に依頼すれば、今後も継続してオリジナル紙袋の制作を頼りたくなるようなパートナーとなれるでしょう。

 

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