どのタイプがあなたの紙袋に最適?色々なヒモの取り付け方
紙袋のデザインを決めるのは、本体の色や柄だけではありません。見落とされがちですが、実はハンドルの材質や色、取り付け方なども重要な要素のひとつなのです。ベリービーバッグでは、さまざまな素材やカラーのヒモやリボンの中から自由にハンドルをご選択いただけますが、同時にヒモの取り付け方も選ぶことができます。紙袋に何を入れるか、どんなシーンで使うかによって、向いているヒモの取り付け方は変わってきます。ここでは、おすすめのヒモの取り付け方をいくつかご紹介します。
目次
オーソドックス!横穴留め
横穴留めとは、紙袋上部に2つの穴が開いていて、そこにヒモやリボンの端部を通して留めるタイプのハンドルです。紙袋の内側にヒモの結び目ができる点がややネックですが、紙袋にヒモを通しているため強度が高く、ある程度は重たいものを入れてもハンドルが抜けにくい点がメリットです。
ショップバッグで最もよく見かけるオーソドックスな取り付け方なので、あらゆる業種のショップバッグやイベントバッグとしてご活用いただけます。重たいものも入れられるので、雑貨屋さんのショップバッグ、展示会や説明会の配布資料を持ち帰るためのノベルティバッグ、結婚式の引き出物用バッグにも向いています。
紙袋本体に開けた穴にハトメを留めるオプションもあります。ハトメ加工を施した紙袋はこだわって作られたという印象を持ってもらいやすいため、持ち帰った人が後日、他の用途でバッグとして使ってくれるかもしれません。
すっきりと美しい、縦留め
縦留めとは、紙袋上部のフチの部分に挟み込むようにしてヒモを取り付けたタイプのハンドルです。横穴留めと違って紙袋本体にヒモが重ならず、内側にもヒモの結び目ができないので、非常にすっきりとした見た目に仕上がります。
縦留めのハンドルには、幅広のリボンやテープが似合います。ヒモの端部が紙袋と一体化しているおかげで、ヒモの色合いや素材の質感がよく映えます。
横穴留めに比べると耐荷重の点では劣りますが、軽いものであれば全く問題ないため、アパレル店のショップバッグとして人気です。カフェのお持ち帰りバッグなどにも活用できるでしょう。
とにかく可憐、リボン結び
リボン結びとは、横穴留めと同様に紙袋の上部に2つの穴を開け、そこにリボンを通して蝶々結びができるオプションのことです。リボン結びは、なんといってもこの可愛さが魅力です。紙袋を受け取ったお客様にとって、「紙袋まで可愛いなんて!」と嬉しいサプライズとなることうけあいです。お店側でリボン結びをしなければならない点、オプションなので他のタイプに比べてコストがかかる点がネックですが、それらの短所を補うほどの営業効果や、お店のイメージアップ効果があります。
ヒモの素材によって、リボン結びにしたときの印象も変わります。独特の光沢を持つサテンリボンは、多くの女性に愛される定番の可愛さです。ナチュラルな質感のアクリル平紐なら気取らないカジュアルな印象に、細かい横ウネが入ったグログランテープならモダンでエレガントな印象になります。
アパレル、コスメショップ、ジュエリーショップ、雑貨店などの紙袋や、スイーツ店のお持ち帰りバッグなど、女性のお客様が多い業種におすすめです。普段使いのバッグとして再利用したくなるようなとびきり可愛いデザインにしておけば、口コミで「それ、どこのバッグ?」と話題になって、ショップバッグ目当てに来店するお客様も増えるかもしれません。
スタイリッシュな小判抜き
小判抜きとは、紙袋本体に小判型の穴を開けただけのタイプの持ち手です。ヒモや持ち手を取り付ける工程を省いているので、他のタイプに比べてコストカットすることができます。しかし、ヒモやリボンがないシンプルな見た目は非常にスタイリッシュで、高級店のショップバッグとしても使用されているほどです。低コストなのに決して安上がりには見えないので、ご予算に制限があるケースでも安心です。
小判抜きは、ヒモやリボンがない分、紙袋の材質やデザインに目が行きます。ツヤ感のあるしっかりした素材なら高級路線に、カジュアルな柄やカラーの素材ならポップな印象にと、自由自在なスタイルが叶う点も魅力です。
あまり重たいものを入れると持ち手部分が歪んでしまうので用途は限られますが、アパレルや雑貨など広くご活用いただけます。
ひと口にハンドルといっても、色々なタイプがあることがお分かりいただけたでしょうか?ヒモやリボンの取り付け方次第で、紙袋の使い道や見た目の印象はいくらでも変わってきます。「どの取り付け方がいいのだろう?」と迷ったら、ぜひベリービーバッグにご相談ください。同じデザインでヒモの取り付け方を変えたサンプルをご用意して、手にとって検討していただくこともできます。
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