コストカットを重視した仕様でも 一味ちがった手提げ袋になるデザインとは?

ショップの紙袋や手提げ袋を作成するときに、避けては通れない問題が「コスト」です。新規開店のショップの手提げ袋や、イベントで使う紙袋など、おしゃれなバッグを作りたいけれど、コストはあまりかけられないという場合が多いのではないでしょうか。
しかし、このようなときに単純にコストをおさえただけの紙袋を作ってしまうと、もらった人の印象に残りにくい紙袋になりがちです。ローコストでも印象に残る、オリジナリティのあるデザインを実現するためのポイントを紹介します。
目次
使うカラーを一色にすると、コストが下がる!
名刺印刷などと同様に、紙袋の印刷でも、フルカラーで印刷するよりも、一色で印刷する紙バッグの方が、また印刷色を使う量が少ないほど、コストを下げて作成することができます。オリジナルの紙バッグを作るときは、素材の価格と印刷にかかる価格の両方を合計してコストを考える必要がありますが、印刷色を一色にすることで、この印刷費をおさえることができるのです。
berry B BAGでは、こうした一色デザインの紙袋を「エコノミーペーパーバッグ」としてシリーズ化しています。安価なパッケージ商品は、細かい仕様が選べないケースもありますが、berry B BAGの場合は、デザインはもちろん、紙袋のサイズや持ち手まですべてオリジナルで作成することができます。そのため、コストをおさえたとしても、均一化された紙袋にロゴを印刷するだけの紙袋とは一味違う、オリジナリティあふれるバッグを作ることができるのです。
使うカラーが少ないからこそできる、素敵なデザイン
「フルカラー印刷の紙袋に比べて、一色の紙袋は見劣りする」と考えている方もいるかもしれません。しかし、実際にはハイブランドの紙袋でも一色印刷のものは多くあります。これは、使う色を絞り込むことで、紙袋全体のイメージを統一し、すっきりとまとめることができるためです。
また、一色であっても、ロゴだけをポイントで印刷するのか、それとも紙袋全体に模様をつけるのかによっても印象が大きく異なります。フルカラーでの印刷や全面の模様印刷は、複数の色を使うとごちゃごちゃとした印象になってしまうこともあります。
一色でデザインすることを「コストカットのための制限」だととらえずに、「一色だからこそできるデザイン」を意識すると、きっと素敵なデザインの紙袋に仕上がるでしょう。
berry B BAGでは、これまで、多くの一色印刷の紙袋を作成してきました。こうした実績は、ホームページやショールームでご覧いただけます。ほかの企業がどのようなデザインをしているのかや、実際にどのようなデザインの紙袋を作れるのかをチェックすることで、イメージの幅を膨らませてみてはいかがでしょうか。
さらに、同一の色を使うといっても、その色の濃淡で異なる色合いを出すことができます。バックの模様は薄い色、ロゴは濃い色など、濃淡をつけたデザインを利用することで、さらに様々なパターン作成が可能になります。このようなデザインでも、同じ色を使うことで紙袋全体のイメージに統一感を持たせて、まとまりのある仕上がりにすることができます。
ハンドルカラーとの組み合わせこそ大事
コストをおさえるために印刷色を限定するときにこだわりたいのが、「ハンドルカラー」です。ハンドルとは、紙袋の持ち手部分のことです。この色をどうするかによって、同じ紙袋であっても大きくイメージは異なります。
オーソドックスなチョイスとしては、印刷色と同じ色を選ぶ方法があります。この場合は、ハンドルが突出することなく、全体のイメージと調和したバランスのよい雰囲気に仕上がります。また、ハンドルの色を印刷色よりも少し濃くする場合もあります。同じ系統の濃色を組み合わせることで、引き締まったイメージになります。
一方、印刷色とはまったく違う色をハンドルに合わせる技法もあります。これは、デザインセンスのいることですから、実際に制作する前にプロのデザイナーに相談したり、サンプルを取り寄せて出来上がりを確認するのがおすすめです。うまく作ると、一色印刷とは思えないようなデザイン性の高い紙袋を作ることができます。
berry B BAGのエコノミーペーパーバッグでは、全22色のアクリル平紐からハンドルを選ぶことができます。豊富なカラー展開で、どのようなデザインイメージにも対応できるのが特徴です。
色の他に長さでも印象は変わります。長く使って肩かけが可能なデザインにすることもできるので、紙袋自体の大きさやデザインに合わせて調整しましょう。
このように、製作コストをおさえても、きちんとデザインにこだわって作ることで、オリジナリティあふれる魅力ある紙袋を作ることができます。そのためにも、紙袋を作るときは、なるべく選択肢の幅が広く、要望に合わせたチョイスができるショップを選びましょう。berry B BAGなら、自由度の高い選択ができるだけでなく、実際のデザインをプロのデザイナーと相談しながら決められますから、デザイン性の高い紙袋を作りたい方にぴったりです。
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