実は紙袋づくりに大きな影響を与える「中国のイベント」
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みなさんは、「国慶節」や「春節祭」をご存知でしょうか?
最近はとくに中国からの観光客が増えてきていることもあり、耳にした方もいらっしゃるかもしれません。いずれも、中国の祝日のひとつとされています。
年末年始にゴールデンウィークと、大型連休は日本でも盛り上がりますが、中国では日本以上に祝日を大切にする風習があり、この「国慶節」や「春節祭」は中国全体がお祭りムードになります。
この期間は連休を利用して海外旅行に行くことも多く、その様子を「爆買い」と度々報じられていたのは記憶に新しいのではないでしょうか。
そんな中国のイベント「国慶節」と「春節祭」。実は紙袋の納期にも影響してくるのです。まずは、どんなイベントなのか?を簡単にご紹介していきますね。
目次
「国慶節」とは
中国の祝日である「国慶節」は、日本でいう「建国記念日」のような日とされており、毛沢東によって中華人民共和国が成立した10月1日を祝う日です。
年によって多少前後しますが、中国ではこの10月1日の国慶節から10月7日までの大型連休となる場合が多いです。
中国全土がお祝いムードとなる「国慶節」は中国の行事のなかでも最も大きなものの一つで、多くの人が楽しみにしているイベントです。
「春節祭」とは
「春節祭」は中国の旧正月のことで、4000年以上の歴史がある、最も大切で伝統的な祝日です。中国で最も長い連休とされ、旧正月の前日から7日間を休日としています。
時期としては、1月下旬〜2月半ばで、2019年の春節の期間は2月4日〜2月10日までとなります。
春節祭が近づくと魔除けや縁起担ぎのために赤い提灯や札が飾られ、街中が華やかになります。花火や爆竹、獅子舞も春節祭の風物詩です。春節祭は日本の中華街でも大きな盛り上がりを見せるので、なんとなく雰囲気がわかる、という方も多いのではないでしょうか。
中国の祝日が紙袋の納期に与える影響とは?
「国慶節」と「春節祭」、いずれも中国で盛り上がるおめでたい祝日です。そんなおめでたい日がいったい紙袋の納期にどう関わってくるのか?というと、どちらも期間の長い大型連休であることが理由となります。
ベリービーバッグが海外でつくる紙袋は中国の工場で作られているため、その大型連休中は製造がストップしてしまうのです。
補足ですが、ベリービーバッグが海外で作っている紙袋は、「フルオーダーペーパーバッグ」になります。
大型連休の影響から、通常であれば45日で作れる紙袋が最大で70日まで納期がのびる場合もあり、この期間と製造期間が重なる場合は要注意です。
では、どうすれば良いのか?というと、方法はふたつあります。
ひとつは、この大型連休と製造期間が重ならないように調整する方法です。
紙袋の製造期間は、通常およそ45日なので、
「国慶節」の場合は少なくとも8月上旬〜中旬まで、「春節祭」の場合は少なくとも12月上旬〜中旬までにご注文いただければ、大型連休と重ならずに済みます。
もうひとつの方法は、「どうしても大型連休と製造期間が重なってしまう!」という場合の対策として、とりあえず、「急ぎのぶんだけ国内製造の紙袋で作る」という方法です。
日本国内で作る紙袋に関しては、これらの大型連休の期間中も通常通りの納期で紙袋を製造できます。大型連休の影響で納品が遅れている間は、その紙袋を代替品として使うというのも一つの手です。
ちなみに、ベリービーバッグが国内で作っている商品は以下の3つ。
・「モノトーンペーパーバッグ」
・「クラフトペーパーバッグ」
「不織布バッグ」
国内で作れる紙袋は当然のことながら、中国の大型連休の影響を受けず、品質もしっかりしているので安心です。
スピーディーカラーペーパーバッグは約3週間ほどかかりますが、それ以外は約2週間という短い納期で作ることができます。
本当に作りたい紙袋をほしい時までに間に合うように作るのが一番ですが、困ったときにはこうした「代替品を使う」という方法も活用すると良いでしょう。
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