オリジナル紙袋が変えた結婚式の歴史:風呂敷から引出物袋への転換期

オリジナル紙袋が変えた結婚式の歴史:風呂敷から引出物袋への転換期のイメージ

 

ベリービーのプレミアム紙袋(アイボリー)

日本には古くから、贈り物を丁寧に包み、心を伝えるという美しい文化が息づいています。

この記事では、かつての引出物文化の中心であった風呂敷が、いかにして現代のオリジナル紙袋へと転換し、日本のブライダル文化に定着したのかを、歴史的な背景とともに簡潔に解説します。

 

目次

 

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■ベリービー公式note

この度、ベリービーCEO 芦谷による公式noteをはじめました!
「パッケージで売上が変わる瞬間」や「SNS時代にブランドが生き残るためのデザイン戦略」など、ベリービーだからこそ語れる“ブランドづくりの裏側”を発信しています。

気になった方はぜひnote本編もご覧ください。▼

 

1. 古来からの「包む文化」: 風呂敷の歴史と役割

モダンな柄の風呂敷
▲COCOLO ONLINE STORE

日本には古くから「包む」という美しい文化があります。

奈良時代の正倉院にも布で包まれた遺品が残っており、風呂敷の原型とされています。江戸時代には銭湯文化の広がりとともに「風呂敷」という言葉が定着し、物を包み、運び、贈るための道具として長く親しまれてきました。結婚式の引出物も、かつては風呂敷で丁寧に包んで渡すのが一般的だったといわれています

 

2.転換期:百貨店の導入で紙袋が普及した背景

大手百貨店の驚きを演出するオリジナル紙袋大手百貨店の驚きを演出するオリジナル紙袋
▲三越伊勢丹オンラインストア

しかし、昭和30〜40年代になると、この伝統に大きな変化が訪れます

百貨店が紙製の手提げ袋を導入したことをきっかけに、包装文化全体が“風呂敷から紙袋へ”と移り変わっていきました
昭和38年に伊勢丹が紙袋を顧客サービスとして配布した事例は象徴的です大量生産が可能になった紙袋は、軽くて持ちやすく、印刷も容易で、時代の利便性に合致していました。

 

3.引出物文化への波及:風呂敷から手提げ式の引出物袋へ

この変化は、結婚式の引出物文化にも波及しました
風呂敷を結ぶ手間よりも、手提げ式の袋に入れてそのまま持ち帰れるほうが、現代的で便利と感じられたのです。加えて、式場名やホテルロゴを印刷できる紙袋は、式の余韻を伝える「記念品」としても機能し始めました。こうして「引出物袋」は、日本の結婚式に欠かせない存在となっていったのです

ホテルやブライダルでのご利用を目的に、
オリジナル紙袋をご検討されている方は、こちらの鳥羽国際ホテル様の事例をご覧ください。▼

▪️鳥羽国際ホテル 様
ハンドルと口折に施されたサテンリボンが美しい。鳥羽国際ホテル様のエレガントで「記念品」にふさわしいオリジナル紙袋ハンドルと口折に施されたサテンリボンが美しい。鳥羽国際ホテル様のエレガントで「記念品」にふさわしいオリジナル紙袋

 

4.業界のキープレイヤー:引出物袋文化を支えた企業の存在

株式会社希望社のロゴマーク

 

▲株式会社希望社

この転換期に、業界の裏側で重要な役割を果たしたとされるのが、大阪の「株式会社希望社」です

希望社は昭和47年頃からホテルや結婚式場向けに紙袋やブライダル資材を提供しており、全国の式場へ手提げ袋文化を広げる一翼を担ったと考えられています。自社の沿革でも、長年にわたるブライダル関連企業との取引実績を紹介しており、その活動は日本の“贈り物を包む文化”の近代化に少なからず影響を与えたといえるでしょう

 

5.オリジナル紙袋が持つ二つの機能:利便性とブランディング

モダンなデザインがおしゃれ。「記念品」として特別な日を彩るTAKAMI BRIDAL様のオリジナル紙袋

紙袋の普及には、デザイン性と宣伝効果という側面もありました
式場やホテルは、自社ロゴを印刷した袋を持ち帰ってもらうことで、自然なブランディング効果を得られます。さらに、紙加工や印刷技術の発達によって、厚みや耐久性のある袋が安価に生産できるようになったことも、普及を後押ししました

ブライダル企業様のパッケージ実例については、こちらのTAKAMI BRIDAL様の事例をご覧ください。▼

▪️TAKAMI BRIDAL様
モダンなデザインがおしゃれ。「記念品」として特別な日を彩るTAKAMI BRIDAL様のオリジナル紙袋モダンなデザインがおしゃれ。「記念品」として特別な日を彩るTAKAMI BRIDAL様のオリジナル紙袋

 

6.オリジナル紙袋で思い出を包む

ベリービーのプレミアム紙袋(アイボリー)

風呂敷から紙袋への変化は、単なる素材の変化ではなく、「包むことの意味」が時代とともに変わっていった象徴でもあります

昔の風呂敷が「心を包む」ものであったなら、現代の引出物袋は「思い出を持ち帰る」ための器です。そう考えると、この移り変わりの背景には、日本人の贈り物に込める優しさが、かたちを変えて今も息づいているのかもしれません。

 


 

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