リユースされる紙袋がブランドの広告効果を何倍にも高める理由

あなたは、お気に入りのお店でもらった紙袋を、思わずもう一度使いたくなったことはありませんか?
それ、実は「ブランドにとって最高の広告」なんです。
目次
■リユースされる紙袋には“魔法”がある
おしゃれで丈夫な紙袋は、もはや「ゴミ」ではなく“持ち歩きたくなるアイテム”。
(左:ORBIS skincare lounge/右:berryBオリジナルサンプルOKUDA HOUSE)
特に、A4サイズ対応(約320×260×120mm)×太めのアクリル平紐の紙袋は、
◯書類や本の持ち運びにちょうどいい
◯手に優しくて長時間でも持ちやすい
◯何度使ってもへたらない
から、15〜20回以上再利用されることも!
■数字で見るリユースの効果
1枚200円で作った紙袋が…15回以上再利用され、1回で約20人の目に留まる(電車や街中など)と仮定すると、合計で300人以上にブランドが“見られる”ことになります。つまり、実質の広告CPM(1,000人あたりの広告費)が約666円となります。これは、Web広告と同等か、それ以上の効果を発揮することもあるのです。
■“高級感と実用性”のバランスがカギ
とにかくかわいいだけじゃなく、ちゃんと使えることが大事。
◯アクリル平紐 ◯ダークグリーン&金箔ロゴ
(左:GENERALE/右:花西子)
・アクリル平紐(幅18〜20mm):手に優しく高級感もUP
・ダークグリーンやネイビー系カラー×金箔ロゴ:落ち着いた色で大人女性に好まれる
・ほどよいマチ幅(幅100〜120mm):見た目もスマートで収納力も◎
このように、“使いたくなるデザイン”こそが再利用を生むんです。
■SNSでの“自然な宣伝”が生まれる
再利用されている紙袋って、ふとした瞬間にSNSにも登場しがち。
・「この袋、かわいくて仕事にも使ってる♡」
・「旅行用の荷物整理にぴったりで便利!」
こうした自然発生の投稿(=UGC)は、広告費0円でブランドの好感度アップにもつながります。
■神戸プリンの例から学ぶ「正解」
神戸のお土産「神戸プリン」では、上品なカラーリングと実用性のあるサイズで紙袋を設計。
(画像元:Rakuten)
その結果、旅行先や日常での持ち歩きにも最適なことから再利用率が非常に高くなり、SNSでの自然な投稿が増え、1つの紙袋が300回以上もブランドと接触する機会を生み出しています。まさに、「紙袋が歩く広告」として機能してくれているのです。。
■紙袋は「モノ」じゃなく「メディア」
今や、紙袋はただのパッケージではありません。
「何度も使いたくなる紙袋」を作ることで、ブランドの認知・好感度・広告効果がすべて向上します。
しかも、SNSや街中での接触は“第三者のおすすめ”として信頼されやすい。
それが、Web広告とは違う“愛されブランディング”につながるのです。
■こんな方におすすめの戦略
◯自社ブランドをもっと多くの人に知ってもらいたい
◯紙袋にも「広告費以上の価値」を持たせたい
◯リピーターやファンとの接点を大切にしたい
紙袋の“ちょっとした工夫”が、未来のブランド価値を何倍にもしてくれるかもしれませんよ。
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