フルカラー印刷が鮮やかな紙袋「YORK903」
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こんにちは。ベリービーの浅井です。
今回は新しい見本用の紙袋(ベリービーの中では「サンプル紙袋」と呼んでいます)
が出来上がったのでご紹介します!
目次
YORK903はフルカラー印刷でデザイン性ある紙袋に
最近、サンプル紙袋をご紹介する機会が増えましたね。
今回はフルカラー印刷のデザインなので、かなり鮮やかなサンプル紙袋になりました。
ちなみに、今回のサンプル紙袋の指定はこちら。
小判抜きハンドルとは、コストパフォーマンスが高く、
見た目もコンパクトで収納しやすいスッキリとした見た目のハンドルです。
オリジナルデザインのサンプル紙袋はどうやってできるのか?
指定の条件から、
・やや高価格帯のメンズ向けアパレルブランド
↓
・アパレル商品を入れるなら大きめの「L縦サイズ」がいいのでは?
・サンプルなのでオシャレな感じがありつつもイメージが付きすぎないデザイン
と、だんだんイメージを固めていきます。
ブランドイメージとしては、
年齢層は20~30代男性向け。
やや高価格帯で、ヨーロッパの伝統を加えつつ、
最先端のトレンドも取り入れられているアパレルブランド、という設定に。
ブランドイメージが決まったので、具体的なデザインを決めていきます。
まずはメンズアパレルでよく使われる柄をリサーチし、
ターゲットなどに沿って案を絞っていきます。
メンズで使われそうな柄と言っても、たくさんありますよね、、、
メンズ向けとなるとシックになりがちですが、今回は「フルカラー」が指定のひとつなので
せっかくならカラフルな感じにしたいところです。
ブランドイメージや指定の条件との兼ね合いを考えて、
今回は「マーブル」風テクスチャ(画像左)がいいのでは、と決定。
そこから、さらにカラフルな「アルコールインクアート」(画像右)をデザインに取り入れてみることに。
アルコールインクアートとは、インクを垂らし、インクの広がりやにじみ、
色の混ざり合いから偶然できる模様を楽しむアートのことです。
他と同じものはひとつもない、というところもアパレルブランドにありそうなコンセプトで
今回のサンプルにピッタリですね。
そこから、試行錯誤を繰り返し、
まず出来上がったのがゴージャスなアルコールインクのテクスチャを全面に使ったデザイン案。
A面とB面でロゴを変えています。
※A面は紙袋の正面にあたる部分で、B面は紙袋の裏側のことで、通常は紙袋の底の折り線が入っている面です。
そして、もうひとつは角版でアルコールインクの画像を入れたデザイン案。
せっかくなので、A面B面でがらっとデザインを変えては?という話になり、
ひとつの面はもともと設定していた高級めなメンズアパレル用のデザイン、
もうひとつの面は10~20代向けのユニセックスなセカンドラインのもの、という設定で
下の画像のようなデザインになりました。
そして、A面は最初考えていたメンズアパレルブランド用のデザイン、
B面はそのブランドの10~20代向けのセカンドラインという設定で、
ひとつの紙袋で違う表現ができるというのを見せられるサンプルが出来上がりました!
フルカラーの紙袋をより鮮やかに見せるポイント
今回作ったサンプル紙袋では、今までのbBのサンプルにあまり使ってこなかった
「グロスPPラミネート加工」を使ったのもポイント。
グロスPP加工は他の加工と比べるとかなり光沢があるのが特徴です。
マットPP加工は上質な感じに仕上がるので人気がありますが、
フルカラー印刷が鮮やかに見えるのはグロスPP加工ならでは。
フルカラーの紙袋にはおすすめです!
下の画像はそれぞれの表面加工を比べてみたものですが、グロスPPの光沢具合がわかるでしょうか?
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