雨の日もオシャレな紙袋を持ち歩きたい!雨に強い紙袋とは?

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雨の日もオシャレな紙袋を持ち歩きたい!雨に強い紙袋とは?のイメージ

紙袋の大敵のひとつが「水」です。ベリービーバッグにも「雨や水に強い紙袋はありませんか?」というお問い合わせをよくいただきます。

せっかく素敵なデザインの紙袋を作ったのなら、そのぶん濡れてしまっては悲しいですね。梅雨など雨の多い時期はとくに、デザインだけではなく紙袋の雨対策も万全にしておきたいものです。そこで、どのような紙袋が雨や水に強いのか、おすすめの仕様を紹介していきます。

目次

せっかくのオシャレな紙袋でも、雨で濡れたら使えない…

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オリジナル紙袋を作るなら、やはりデザインにはこだわりたいもの。一生懸命アイデアを出して、素敵なロゴを作り、自信のあるオシャレな紙袋を作れたらこれ以上のことはありません。

店舗や商品のPRになることはもちろん、きっと使ってくださるお客様にも喜んでいただけるでしょう。

しかし、紙袋の原料はもちろん「紙」。そのため、水分は苦手です。紙が水分を含んで柔らかくなると耐久性が著しく下がってしまい、時には破れたりすることもあります。

特に雨の日は要注意。

雨でびしょ濡れになってしまっては、どんなにオシャレなデザインの紙袋でもふにゃふにゃになってしまって使えません。

 

これは非常に残念なことです。せっかく頑張って作ったオリジナル紙袋が使えないのは、広告宣伝の意味でもかなり勿体無いですよね。むしろ、濡れて破損してしまった紙袋は、店舗や商品にマイナスイメージを植え付けてしまうことすらあります。

せっかく購入していただいたお客様に気を遣わせてしまったり、悲しい思いをさせてしまうこともあるかもしれません。

そのため、紙袋の雨対策は必要不可欠といえるでしょう。

日本で暮らす以上、雨は避けて通れません。特に梅雨の時期や、台風・嵐が多い時期はいかに雨に耐えうる紙袋にするかが重要となってきます。

 

ラミネート加工をした紙袋なら雨に強い!

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雨対策として、多くのショップで見かける「紙袋にビニール袋をかける」というサービスもひとつの手でしょう。

しかし、そもそも紙袋自体を雨に強くすることはできないのでしょうか?

そこでご紹介したいのが、「ラミネート加工」です。「ラミネート加工」を施せば、比較的雨や水に対して耐えうる紙袋を作ることが可能です。

「ラミネート加工」とは何か、というと、紙の表面にポリプロピレンの薄いフィルムを貼る加工のことをいいます。「PP加工」と呼ばれることもあります。

このラミネートフィルムには強い撥水性があり、多少の雨や水滴なら弾くことができます。同じ撥水性のあるニスよりも丈夫で破れに強く、多少濡れたからといってすぐに破損することはありません。大雨は厳しいかもしれませんが、小雨程度なら水を弾き、中に入れたものを守ることができるでしょう。

この「ラミネート加工」はもちろんベリービーバッグでも取り扱っています。

さらに、仕上がりの違う2種類のラミネート加工をお選びいただくことができます。

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・グロスPPラミネート加工(左画像)

強い光沢のあるタイプのラミネート加工です。まさにグロスのようなツヤツヤとした見た目、ツルツルとした手触りで、ゴージャス感を演出することができ、最近人気の加工です。

・マットPPラミネート加工(右画像)

光沢のないマットなタイプのラミネート加工です。手触りがしっとりとしており、落ち着いた印象にしたい時におすすめ。高級感・上質感を演出できるでしょう。

 

いずれも撥水性があり、雨に強く、丈夫で色落ちしにくいというメリットもあるため、ブティックやジュエリーショップなどアパレル関係の紙袋に人気の加工です。マットかグロスかで仕上がりの雰囲気が異なるため、求めるイメージに近い加工を選ぶと良いでしょう。

ただ、注意が必要なのは、ラミネート加工はあらゆる紙に施せるわけではないということ。

素材によってはフィルムを貼ることができないものもあるため、使いたい紙がある場合はベリービーバッグのスタッフにご相談くださいね。

また、ラミネート加工が必須の紙もあります。それが「コート紙」や「カード紙」です。これらの紙はあらかじめコーティングが施されているのですが、折加工をするとそのコーティングが壊れてしまいます。紙袋を作るには、折加工は必須なので、ラミネート加工で確実に補いましょう。

 

ラミネート加工は雨に強くなりますが、完全防水ではないということも念頭においておきましょう。ラミネート加工されていない紙袋の内側や、紙の断面、継ぎ目、糊付け部分などは水分から十分に守ることができません。台風などの場合、雨が隙間から内側に侵入し、紙が濡れてしまうこともあります。柔らかくなったりシミができるだけですぐに破れることはありませんが、あまりに強い雨や風邪を伴う場合は、100%防ぐことはできないと覚えておきましょう。

あくまでも「水に強くする」のがラミネート加工の役割です。ビニールをかけるサービスと併用すると、よりしっかりと紙袋を守ることができるでしょう。

 

オリジナル紙袋を作る上で、雨対策はぜひ考えておきたい大切なポイント。

「ラミネート加工」は雨を弾く上に丈夫で高級感も出るおすすめの表面加工です。これからの時期、雨の日も気兼ねなくオシャレで素敵な紙袋を持ち歩くために、ぜひ検討してみてください。

 

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