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SATOMI KAWAKITA 様

ニューヨークと東京で、多くの人を魅了し続けるジュエリーブランド「SATOMI KAWAKITA」様にインタビューさせていただきました。

  1. ジュエリー・アクセサリー
  2. 紙袋
SATOMI KAWAKITA 様へのインタビュー
店舗名 SATOMI KAWAKITA (サトミ カワキタ)
住所 〒107-0062 東京都港区南青山5丁目13-4 Nビル 1階A 地図
営業時間 10:30-18:30(曜日:木〜日)
最寄り駅 東京メトロ 表参道駅 B1出口より徒歩7分(東京フラッグシップストア)
WEBサイト https://satomikawakita.co.jp/
Instagram @satomi_kawakita_tokyo.store

対談インタビュー

お客様
SATOMI KAWAKITA
デザイナー
川喜多 里美 様
インタビュアー
垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

ブランド誕生について

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

ニューヨークと東京、2つの都市で感度の高い人々に愛されるジュエリーブランド「SATOMI KAWAKITA」。デザイナーのSatomi Kawakita様の、ブランドを立ち上げるまでの歩みをお聞かせください。

川喜多 里美 様
SATOMI KAWAKITA
デザイナー
川喜多 里美 様

京都の美大在学中、ガラス工房の講座生として学ぶ中で、海外のアーティストと接する機会が増えました。英語の重要性を痛感し、語学留学のために単身渡米したのが2002年。その後、ボストンからニューヨークに拠点を移し、彫金を学ぼうと専門学校に通い、ジュエリー制作の世界に引き込まれていきました。
専門学校卒業後に宝石の石留め職人のもとで研鑽に努めながら、自らデザインしたジュエリーを作り始めたんです。

当時、ニューヨークの人たちが求めていたのは、大手のブランドジュエリーではなく、個人の作家による、今まで見たことのないような新鮮なジュエリーでした。誰がどこで作っているかというよりも、その作品自体に魅力がある…。
そんなジュエリーの転換期だったからこそ、幸いにも多くの方が私の作品に目を留めてくださり、2008年、ニューヨークでのブランド「Satomi Kawakita Jewelry」をスタートさせることができたんです。

 

現地で取引先が増えるにつれ、日本のバイヤーの目にも留まるようになり、国内のセレクトショップなどでポップアップイベントを展開し始めました。
ただ、主要都市、限られた期間の開催だったため、「半年後に婚約指輪を買いたい」「オンラインではなく実物を見て決めたい」といったお客様の声に応えきれないもどかしさも。いつでもフルコレクションを手に取っていただける場所を作りたい――。そんな想いから、ブランド誕生から15年目の2023年、東京・青山に初のフラッグシップストアをオープンしました。

SATOMI KAWAKITA 様
SATOMI KAWAKITA 様
SATOMI KAWAKITA 様
SATOMI KAWAKITA 様
SATOMI KAWAKITA 様
SATOMI KAWAKITA 様
SATOMI KAWAKITA 様
SATOMI KAWAKITA 様
SATOMI KAWAKITA 様
SATOMI KAWAKITA 様
垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

SATOMI KAWAKITA のジュエリーをどのような方に身につけてほしいか、具体的なイメージはありますか?

川喜多 里美 様
SATOMI KAWAKITA
デザイナー
川喜多 里美 様

実は「こういう人に身につけてほしい」という特定のターゲットがないんです。特にアメリカでは、肌の色も違えば指のサイズも人それぞれ。どんな方にでも似合うブランドでありたいと考えているので、あえて具体的なペルソナを想定したこともありません。実際に購入してくださる方々を見ても、年齢や性別問わず、本当に多種多様です。「人を選ばないブランド」であることも、私のジュエリーのコンセプトになっています。

 

ジュエリーを購入されるときには、誕生日や記念日など、何かしらの理由があるものです。最初の1本はエンゲージリングとしてパートナーから贈られ、2本目は結婚指輪として。3本目は出産の記念に…。そんな人生の大事な節目に購入してくださり、気づけばご自身の歴史を記憶に残すマイルストーンにもなっている――そんな風に集めてくださるお客様もいらっしゃいます。
重ね付けはもちろん、ひとつだけでシンプルに楽しんでいただいてもいいですし、すでにお持ちのジュエリーと組み合わせていただくのもおすすめです。

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

素敵なブランドストーリーですね。東京で店舗をオープンされた年、ベリービーにオリジナルのショッパー製作をご依頼くださいましたが、どのような経緯だったのでしょうか。

川喜多 里美 様
SATOMI KAWAKITA
デザイナー
川喜多 里美 様

東京進出のタイミングに合わせ、ニューヨークでグラフィック全般をお願いしているデザイナーに、ブランドロゴを一新してもらったんです。パッケージのデザインも同時に作り直す中で、そのデザイナーから紹介されたのがベリービーでした。以前からお付き合いがあり、信頼できる会社だという話でした。
私たちの拠点はアメリカですが、現地で納得のいくクオリティ、しっかりした対応をしてくれるメーカーを見つけるのは簡単ではありません。
ショッパーの製造自体が海外で行われるとしても、窓口が日本人で、日本に拠点がある会社にオーダーできる安心感は大きかったですね。以来ずっと、ベリービーにお世話になっています。

 

私の場合は頻繁に日本へ帰国する機会があるため、実際に東京ショールームを訪れて、素材を手に取りながら選ぶことができました。対面でしっかりと確認できたからこそ、より安心して、納得した上でオーダーできたのだと思います。
実は日本の店舗だけでなく、アメリカのショップでもこのショッパーを使っています。今は日本で納品してもらったショッパーを、私が何とかニューヨークまで運んでいるんですよ。送料や物流の面を考えると、本当は海外へ直接発送してもらえると一番助かるのですが…(笑)。

ベリービーのご利用について

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

お手間をかけて使ってくださり、本当にありがとうございます。
実際にベリービーを利用してみて、どのような感想をお持ちですか。

川喜多 里美 様
SATOMI KAWAKITA
デザイナー
川喜多 里美 様

最初から担当してくださっている垣見さんには本当に感謝しています。
やりとりが本当に素晴らしく、こちらの意図に対する理解が早くて的確。
多くを説明しなくても、こちらが求めている以上の提案をしてくださいますよね。
私のリクエストを、そのまま「わかりました」と引き受けて形にするのではなく、「こんなこともできますよ」「こういう新作もあります」と、リクエストのその先を想像してプラスαの提案をしてくださるのがとても楽しくて…。

 

私は自分自身がものづくりをしているので、心がこもっていない方とは取引をしたくない、と日頃から思っています。どんな人と仕事をするかは、何よりも大切なこと。一度きりのオーダーならまだしも、長く付き合っていく上でお互いの関係性が見えないと、継続していくのは難しいですよね。
会社の規模よりも、担当してくださる方の対応や、その人を信頼できるかどうか。私自身が大阪出身なのですが、お話しする中で垣見さんが大阪の方だとわかりましたし、ショールームのサンプルもどれもとても魅力的なので、感覚的な部分で細かな説明がいらない安心感がありますね。

オリジナルパッケージ制作について

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

それをお聞きしてホッとしました。実際に製作されたショッパーについて、こだわりや仕上がりのポイントを教えてください。

川喜多 里美 様
SATOMI KAWAKITA
デザイナー
川喜多 里美 様

もともと真っ白な紙のイメージはなく、クリーム色で統一したいと考えていました。ツヤのない、控えめな印象のマットな質感の紙で。
中に入れるのがジュエリーという高額な商品だからこそ、ある程度の高級感は持たせつつ、決して仰々しくはしたくないと思っていました。また、私の手がける作品はテクスチャーに特徴があるものが多いため、リボンはシンプルでありながら、どこか味のある素材感のものを使いたかったですね。

 

 

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

実はSatomi Kawakita様が選ばれたリボンは別注色で、このリボンにこの紙を合わせるのは大変レアな組み合わせなんです。ちなみにショッパーづくりにあたって「リサイクル素材を使う」というご指定もありましたね。

川喜多 里美 様
SATOMI KAWAKITA
デザイナー
川喜多 里美 様

ジュエリーであれショッパーであれ、できる限り無駄のない素材を選びたいという想いがあります。それは、私のジュエリー制作におけるこだわりそのものでもあるんです。
ものづくりを長く続けてきた中で、作り手のエゴによって素材を無駄に消費することが、すごく嫌だなと思っていて。
例えばダイヤモンドという石は、使わなくなったジュエリーから外して磨き直せば、この先もずっと輝き続けますよね。地金(金属)部分も、溶かして固めれば何度でも再利用できる。つまり、「廃棄」というプロセスが必要ないんです。

 

日本では、商品に込められた「念」を重んじる文化もあってか、自分が最初の使い手であることに心地よさを感じる方が多いかもしれません。一方でアメリカには、また違った視点があります。その素材がどこからどうやって手に入ったのか、地球環境を破壊せず、不当な労働を強いないクリーンなルートで調達されたものかどうか。過去に誰かが使ったかどうかよりも、環境に対して無駄がなく、再利用されていること自体をフラットに評価する空気があるように感じます。
私のジュエリーにもリサイクル素材を取り入れていますし、ショッパーに関しても、リサイクルが可能な素材で作られたものを選びました。

お客様からの反響について

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

実際にそのショッパーを手にした、お客様からの反響はいかがですか?

川喜多 里美 様
SATOMI KAWAKITA
デザイナー
川喜多 里美 様

中に入れるものがジュエリーという、日常生活のなかでは特別なものなので、その特別なアイテムをそっと引き立てるようなショッパーのサイズ感や素材感だからこそ、「手にした瞬間にテンションが上がる」と喜んでいただけています。
クリーンでありながらも真っ白すぎず、どこか温かみがあってブランドの世界観に合っている、というお声も。ニューヨークでも東京でも、お客様から「シンプルで綺麗」と言っていただけてとても嬉しいですね。

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

それはよかったです。
これからベリービーでショッパーを作ろうと考えている方に、オーダーのコツやアドバイスがあればぜひ教えてください。

川喜多 里美 様
SATOMI KAWAKITA
デザイナー
川喜多 里美 様

もしショールームへ直接足を運べるのであれば、絶対に行ってみるべきだと思います。その際、事前に「こんなものを作りたい」というイメージを用意しておくこと。そして垣見さんとの対話のなかで、アイデアを膨らませていくのがおすすめです。「これを作ってください」「わかりました」だけで終わらせてしまうのは、本当にもったいない!さらに素晴らしい提案をしてもらえる可能性があるので、たくさん質問をして、担当者の方の知識や引き出しを借りながら、素敵なショッパーの可能性を広げていってほしいなと思います。

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

ありがとうございます。
最後に、ブランドの今後の展望についてお話いただけますか。

川喜多 里美 様
SATOMI KAWAKITA
デザイナー
川喜多 里美 様

日本への出店という大きな目標は叶いましたが、ここがゴールではありません。日本のお客様にもっとブランドを知っていただきたいという想いはあります。
ただその一方で、ブランドを続けていけること自体が、実はすごく奇跡的なことだとも思っているんです。世の中に新しい事業やブランドが次々と生まれる中で、いかに最初のピュアな気持ちを失わず、クオリティを落とさずに継続していくか…その難しさを日々実感しています。

 

お客様が増えれば増えるほど、スタートした当初の純粋な想いは、ともすれば薄まってしまう――。「なぜ私はこれを作りたいと思ったのか」「どんなブランドでありたいか」をきちんと守り抜き、今までにないものづくり、自分自身をびっくりさせられるようなものづくりを、いかに心身ともに健康な状態で続けていけるか。それをチームで持続させていくことこそが、本当の目標です。
他店舗展開をして組織を大きくしたいという以上に、「大切なものを守りながら、長く続けていきたい」というのが、私の理想ですね。

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

ジュエリーにもショッパーにも、Satomi Kawakita様の穏やかでいて妥協のない丁寧な想いが一貫して流れているのを感じました。
これからもお互いに良いものづくりを続けていけたら嬉しいです。
本日は楽しいお話をありがとうございました。

SATOMI KAWAKITA 様のパッケージ

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