CASUCA HISTORIA 様
数々のドラマやファッション誌に登場し、タレントがお忍びで訪れるほど支持されているジュエリーブランド・CASUCA HISTORIA様にインタビューさせていただきました。
- ジュエリー・アクセサリー
- 紙袋
緑あふれる都市公園「グラングリーン大阪」。その芝生のすぐそばの“積極的休息”をテーマとするカフェ・Chillpple様にインタビューさせていただきました。
| 店舗名 | Chillpple(チルプル) |
|---|---|
| 住所 | 〒530-0011 大阪府⼤阪市北区⼤深町5番72 グラングリーン⼤阪うめきた公園サウスパーク Fit cube 2F 地図 |
| 営業時間 | 6:30-22:00(LO.21:30) |
| 定休日 | 不定休 |
| 最寄り駅 | JR大阪駅 |
| @Chillpple |
お店について
まずは、お店について簡単にご紹介いただけますか。
Chillppleは「休めない現代人に休息を」をコンセプトに、ホッと一息ついていただけるドリンクやフードを提供しているカフェです。カフェの隣にはスポーツなどのイベントができる貸しスペースがあり、また1Fはランニングステーションとして、公園での運動の合間に気軽にお立ち寄りいただける場所になっています。
運営しているのは、グリーンシステム株式会社という、ゴルフ場のコースメンテナンスや公園・施設の緑化など、“緑”に関する事業を幅広く行っている会社です。弊社がグラングリーン大阪の芝生管理を任せていただいたご縁から、このカフェとランニングステーションを運営することになりました。
Chillppleという店名や、リンゴを模したロゴがとても印象的ですね。どんな由来があるのですか?
実はこのChillppleのブランドは、京都工芸繊維大学でデザインを学ぶ製品デザイン計画研究室の学生さんたちと一緒につくり上げたんです。学生さんたちが提案してくれたテーマは“意義ある休息”。休むことで心身が整い、次のひらめきにつながる――というブランドストーリーを大切にしています。
店名は、ニュートンが休憩中にリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見したという逸話をヒントに、休息(Chill)× Apple(pple)= Chillppleというネーミングになりました。ロゴも、そのリンゴをモチーフに学生さんがデザインしてくれたものです。
学生さんと一緒にカフェをつくるというのは面白い取り組みですね。メニューも個性的だなと感じました。
当店は「健康」をテーマにしていますので、“プロテインパウダー”やデトックス素材として注目されている“竹炭パウダー”をトッピングできるなど、一般的なカフェにはあまりないラインナップを揃えています。
特に竹炭は少し入れただけでも真っ黒になるので、見た目のインパクトが大きくて(笑)。話題性もあり、これからもっと人気が出るのではないかと予想しています。また、グループ会社が運営する中華料理店でつくったメニューも提供しており、幅広い層のお客様に楽しんでいただけるよう工夫しています。
ご来店されるお客様はどんな方が多いですか?
公園の利用者さんが圧倒的に多いです。ご家族連れはもちろん、外国人旅行者さんやウォーキング中の方など、本当にさまざまですね。
オリジナルパッケージ制作について
パッケージについてお伺いします。カフェのオープンに合わせてショッパーを制作していただきましたが、ベリービーを知っていただいたきっかけは何だったのでしょうか?
ベリービーさんのことは、カフェの立ち上げをサポートしていただいたコンサルタントから紹介してもらいました。
当時、私たちはパッケージ制作の経験がゼロで、完全に手探り状態。何をどこに頼めばいいのかすら分からなかったので、信頼できる業者を紹介していただけたのは本当に助かりました。何社か紹介してもらった中で、ベリービーさんに決めました。
ありがとうございます。ベリービーを選んだ決め手を教えていただけますか。
実際にショールームを見せていただいた際に、デザイン性と品質の高さが他社と比べて抜きん出ていた点が大きな決め手になりました。
また、お話を伺う中で、クライアントの幅が非常に広いことにも驚いたんです。多種多様な業界のショッパーを手掛けているということは、それだけデザイン力や企画力も高いということ。『パッケージ専門』というより、ブランド全体を支える企画力を持っている会社という印象で、“ここなら安心してお願いできる”と感じました。
大変光栄です!
今回つくられたショッパーの種類と、こだわりを教えてください。
大きさの違うショッパーを2種類つくっていただきました。ドリンクホルダーのみが入るタイプと、ドリンクホルダーとスイーツの箱を一緒に入れられる大きめのタイプです。
こだわったのは、“ロゴの赤色が綺麗に出る紙”であること。カフェのショッパーって茶色いクラフト紙のイメージがあると思うのですが、学生たちがロゴの色に強いこだわりを持っていたので、白い紙を採用しました。
そして最大の特徴が、『Chillpple』の最初の“C”だけ印刷しないデザインです。これはショッパーの持ち手を“C”に見立てるという、学生たちの遊び心から生まれたアイデアなんです。紙袋の形とデザインを一体化させたポイントで、私もとても気に入っています。

とても素敵なデザインですよね。完成したショッパーへの周囲の反応はいかがですか?
ブランドの世界観に合っていますし、とても可愛いと好評です。ロゴの赤も美しく再現されていて、仕上がりには本当に満足しています。持ち手がCになっていることについては、お客様にお話しすると「本当だ!」と驚いてくださるのがうれしいですね。
ショッパーに関して、現状のお悩みや課題はありますか?
このカフェがオープンする前は、「朝、仕事に行く前や仕事の合間に立ち寄って、ショッパーにドリンクやスイーツを入れて持ち帰って、オフィスで召し上がっていただく」という利用シーンを想定していたんです。
ただ、実際にオープンしてみると、来店されるのはオフィスで働く方々より公園の利用者さんが圧倒的に多くて。ショッパーを利用せずに手で持ち帰られる方がとても多いんですね。そのため、せっかくつくっていただいたショッパーを、想定より活用できていないというのが課題としてあります。
私は紙袋は “最強のアナログ広告” だと思っているんです。誰かが持って歩くだけで必ず視界に入りますし、店名を言わなくても「あのお店の袋だ」と分かります。ブランドの世界観を外に連れて行ってくれる、すごく優秀なツールですよね。だからこそ、つくっていただいたショッパーをもっと活用できるよう、商品やメニューの展開も工夫したいと考えています。メニューの種類が増えればショッパーの大きさも増やせると思いますし、そのときはまたお力添えいただければと思います。
もちろんです!ぜひお手伝いさせてください。最後に、今後の展望について教えていただけますか
今はオープンから2年目で、課題も改善点も明確になってきた時期です。少しずつ、試行錯誤を繰り返しながらお店を成長させて『Chillpple』というブランドを確立していきたいですね。ゆくゆくは 多店舗展開も視野に入れています。そのためには、まずはこの1号店を成功モデルとして形にしなければなりません。
メニューはもちろん、宣伝や見せ方も工夫しながら、この公園内が当店のショッパーを持っている人でいっぱいになるように頑張っていきたいです。