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CASUCA HISTORIA 様

数々のドラマやファッション誌に登場し、タレントがお忍びで訪れるほど支持されているジュエリーブランド・CASUCA HISTORIA様にインタビューさせていただきました。

  1. ジュエリー・アクセサリー
  2. 紙袋
CASUCA HISTORIA 様へのインタビュー
企業名 株式会社カスカ
住所 〒153-0063 東京都目黒区目黒3-12-11 地図
営業時間 11:00 - 19:00
定休日 火曜
最寄り駅 JR目黒駅西口より徒歩15分
WEBサイト https://casuca.jp
Instagram @casuca_jewelry

対談インタビュー

お客様
CASUCA HISTORIA
店長/プレス
諌山 真澄 様
インタビュアー
垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

ブランドについて

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

最初に、CASUCA HISTORIAというブランドについてご紹介いただけますか?

諌山 真澄 様
CASUCA HISTORIA
店長/プレス
諌山 真澄 様

CASUCA HISTORIAは、衣装デザイナーの安野ともこがクリエイティブディレクターとして2007年に立ち上げたジュエリーブランドです。「ジュエリーってゴージャスじゃなければならないの?」という安野の思いから、主張の強いデザインではなく、身に着けても気にならない、しかし存在感のある輝きを持ったジュエリーをコンセプトにブランドを作りました。

CASUCAというブランド名は、スペイン語の「あばら屋」という言葉に、日本語の「かすか」の音を重ね合わせたもの。シンプルなネックレスチェーンに少しだけカットを足して光の反射を多くしたり、モチーフにアブストラクトな傷をつけて、キラキラとした輝きを放つように工夫したり…。“人はたくさんの経験をして、身も心も傷を負い、皺も寄ってくる。そのすべてをチャーミングに見せ、変えていくのはその人自信のチカラ”という安野の思いが、ひとつひとつのジュエリーデザインに投影されています。この「傷の輝き」こそ、CASUCAの特徴なんです。

繊細なモチーフが多いので複数付けにも向いていますし、どんどん集めたくなる、コレクションしたくなるという方が、継続的にご来店くださっています。K18が中心ですが、ゴールドとシルバー、色をミックスさせた重ね付けも楽しめます。安野の本業がスタイリストなので、タレントさんとのコラボジュエリーを作ることもありますし、タレントさんがお忍びでお店を訪れてくださることもあります。『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系・2025年)でジュエリーを着けてくださった小泉今日子さんも、ドラマ撮影が終わったご報告を兼ねてお買い物に来てくださいました。

ドラマや番組でタレントさんが着用したジュエリーを見てブランドを知ってくださり、ご来店くださるお客様も多いですね。

CASUCA HISTORIA 様
CASUCA HISTORIA 様
CASUCA HISTORIA 様
CASUCA HISTORIA 様
CASUCA HISTORIA 様
CASUCA HISTORIA 様
CASUCA HISTORIA 様
CASUCA HISTORIA 様
CASUCA HISTORIA 様
CASUCA HISTORIA 様
CASUCA HISTORIA 様
垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

お話を伺っていると、ジュエリーのデザインや素材へのこだわりだけでなく、ストーリーや世界観も大切にされているのが伝わってきます。そうした世界観が、緑あふれるこちらの店舗にも反映されている気がしますね。

諌山 真澄 様
CASUCA HISTORIA
店長/プレス
諌山 真澄 様

以前は表参道や丸の内で店舗を運営していたのですが、2024年に、この目黒に拠点を移しました。87年前に鎌倉から移築された小さな洋館を利用した店舗には小さな庭もあり、自然を感じられる空間となっています。

このお店は目黒駅から少し距離があるため、通りすがりのご来店というよりは、CASUCA HISTORIAを目的にわざわざご足労くださる方が多い印象です。そのため、「来てよかった」と思っていただけるような世界観、長居していただけるような居心地の良さを目指して店舗を運営しています。

ジュエリーだけでなく、安野が好きなデザイナー・suzuki takayukiさんのお洋服も扱っており、こちらも好評なんですよ。

パッケージ制作について

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

きっとご来店されるお客様も、ジュエリーだけでなく、店舗の雰囲気や空間そのものを楽しみにされているのでしょうね。そんなCASUCA HISTORIA様には、2013年からベリービーのショッパーをご利用いただいています。ショッパーの使い方を教えていただけますか。

諌山 真澄 様
CASUCA HISTORIA
店長/プレス
諌山 真澄 様

ベリービーには、ブランドのテーマカラーであるブラウンを基調に、大きさ別に3種類のショッパーを作成していただいています。

まずは一番小さなショッパー。これはオーガンジーの巾着に入れたジュエリーの小箱がちょうど1つ入る大きさです。ジュエリーをご購入いただいたお客様の気分が上がるもの、高級感が感じられるものがコンセプトですね。マチを大きくとるのもこだわっている部分です。

少し大きめのショッパーは、複数のジュエリーが入る大きさですが、パンフレットやオリジナルのノベルティーを入れてお渡しすることもあります。

そして一番大きなサイズは、ファッションアイテムを入れてお渡しできるような大きさに。強度もあるので、スタイリストの方に商品を貸し出す際にも使うことがあるんですよ。

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

そうでしたか。デザインのこだわりについても教えていただけますか。

諌山 真澄 様
CASUCA HISTORIA
店長/プレス
諌山 真澄 様

ショッパーのデザインは“シンプルで飽きのこないものにしたい”という考えのもと、最初の注文時からあまり変えていません。このショッパーはセンスがいいと好評で、ポップアップイベントで全国各地に出店する際も、皆さんに喜んでいただけています。全国にCASUCAを浸透させるツールとして活躍してくれています。

ショッパーの側面には、ゴールドの箔押しでロゴを印刷しているのですが、繊細なフォントなのでテレビ画面に映った際に目立たないなと感じることはあります。それでも「ショッパーを見ました」とお店にお問い合わせくださる方もいらっしゃるので、このショッパーからCASUCAだとご認識くださるお客様は多く、広告効果を実感しています。

先日も、とある芸能人の方がご来店・ご購入くださった様子がバラエティ番組で放送されたのですが、一瞬映ったCASUCAのショッパーを見て、店舗にお問い合わせくださった視聴者様もいるほどです。

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

ショッパーの細部にまでこだわりが行き届いているのが印象的です。そのこだわりは、コスト面にも影響しているかと思いますが、その点については、どのようにお考えでしょうか?

諌山 真澄 様
CASUCA HISTORIA
店長/プレス
諌山 真澄 様

高級感のある紙を使い、手に食い込まない太さのリボンを持ち手に採用していること。また箔押ししている繊細なロゴ…。もちろんデザインや品質にこだわるとコストはかかってしまいますが、ジュエリーブランドとしては譲れない部分だなと思っています。コストをかけている分、ショッパーの強度も問題ありません。きっとお持ち帰りいただいたお客様も、繰り返し使っていただけているのではないかと思っています。

ベリービーのご利用について

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

ショッパーを扱うお店が多くある中、こうしてベリービーを継続して選んでくださる理由はどのあたりにありますか?

諌山 真澄 様
CASUCA HISTORIA
店長/プレス
諌山 真澄 様

もともとベリービーさんを見つけたのは、安野のパートナーである写真家の伊島薫さんだったと聞いています。そこからずっとベリービーさんを利用させていただいていますが、クオリティの良さに加え、納期にも相談に乗ってくださいますし、ベリービーのスタッフの皆さんが誠実にご対応くださるので、いつもとても助かっています。

私自身、いろいろな梱包材のメーカーさんとやりとりしますが、ベリービーさんはカスタムできる選択肢を多く持っていますし、なによりセンスがいい!高級感が大事というこちらのブランドコンセプトをよく理解してくださいます。またショールームで実際に素材を確認できるメリットも大きいですね。

地金を含め、あらゆるものが値上がりしている昨今なので、先日もショッパーのコストを見直したいとご相談させていただいたんです。現行のショッパーを劣化させたくない、高級感は維持したいというこちらの思いを汲んでくださり、いろいろな選択肢をご提案いただいたおかげで、納得のいくショッパーを発注できました。

ジュエリーは誕生日や結婚記念日など、大切な日のために買ってくださる方も多いので、ショッパーの質はジュエリーとセットだと考えています。また、ショッパーはブランドの広告になる部分もありますし、量を注文するので失敗できません。実際に材質を見てみないと怖いですから、ショールームで実際に素材を触って確認できるのは大事だと改めて感じました。

今後のパッケージ展開について

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

今回ご依頼いただいたショッパーは、表面がざらっとした紙を選んでいただき、その上に箔押しを採用されています。つるつるした素材ではない点に、CASUCA HISTORIA様のジャギー感、ラフ感というイメージが合っているように感じます。今後私どもベリービーがお手伝いさせていただけることがあれば、ぜひお聞かせください。

諌山 真澄 様
CASUCA HISTORIA
店長/プレス
諌山 真澄 様

実は、クリスマスなど、ちょっとしたイベントの際に、特別感のあるショッパーが作れたらいいなという思いがあります。今は7月ですが、まだクリスマス用のデザイン検討は間に合いますか?

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

もちろん間に合います。クリスマス用のショッパー制作として、4月からデザインの検討を始め、サンプル制作を経て、夏にデザインを決定される会社様ももちろん多いです。その一方で、クリスマス直前にならないとショッパーを使わないような食品メーカーさんの場合、10月に入ってから「まだクリスマス用のショッパーは間に合いますか?」とお問い合わせいただくこともあるんですよ。夏からのスタートなら、制作の時間は十分確保できますのでどうぞご安心ください。

諌山 真澄 様
CASUCA HISTORIA
店長/プレス
諌山 真澄 様

以前、限定色でジュエリーボックスを作ったこともあるのですが、それとはまた違う感じにできないかという気持ちもありまして。オーガンジーの巾着に飾りを付けたり、見た目が全く違うものでもいいのかなと思ったり…。でも、ラッピングでどんな特別なことができるのかもわからないので、模索中なんです。

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

そんなときはぜひご相談いただけたらと思います。例えば、現行のジュエリーボックスは表面が茶色、内側が白という配色ですが、表面と内側で色を変えてもイメージは変わると思います。また、クリスマス限定の柄をリボンの全面に入れたり、フルカラーのリボンを特注したりすることもできます。巾着自体に箔押しする、巾着の素材を変えてフルカラーで印刷することも可能ですよ。

諌山 真澄 様
CASUCA HISTORIA
店長/プレス
諌山 真澄 様

今年は、ドラマで小物として採用された影響でCASUCA HISTORIAの認知度も高まっていますし、ブライダル・ジュエリーの取り扱いもあります。ブランド立ち上げ時から長くご愛用いただいているファンの方が多いジュエリーブランドでもあるので、皆さんに喜んでいただけるようなラッピングについて、常に可能性を探していきたいと思っています。今後もぜひ、素敵なアイディアがあれば、ぜひ教えてください。

垣見
シニア
パッケージプランナー
垣見

分かりました。ブランドとしての定番を守りつつ、新しい挑戦も続けられているCASUCA HISTORIA様のショッパーをお任せいただき、私どももいつも光栄に思っています。「特別な日のためのジュエリーを、特別な気持ちでお渡ししたい」。そんな想いを込めたラッピングを、これからも共に形にしていけたらと思います。本日はお忙しい中、ありがとうござました。

CASUCA HISTORIA 様のパッケージ

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