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印刷紙袋についての素朴なギモン
「ベタなし」と「ベタあり」について

みなさん、こんにちは！ベリービーのウラベです。
早いもので今年の年末が近づいてきましたね。年末年始の休暇の予定は決まりましたか？

さて、今回は紙袋の印刷についてお伝えしたいと思います。
通常、印刷は下の図のように4つの色で印刷されます。4つの色とはいえ、掛け合わされることで幅広い色の表現が可能です。

4色のフルカラー印刷は多くの色で自由な表現ができますが、重なった色の部分に色ムラができる場合もあります。そのため、紙袋印刷では下のようなカラーチャートを使った特色印刷を選ぶことが多いです。

特色印刷とは、カラーチャートで選んだ色で特別に作られたインクによって印刷する方法です。そのため色の掛け合わせで生じる色のバラツキを防ぐことができます。
また、使う色数が少なければコストを下げることもできるので、紙袋印刷ではこの特色印刷での製造が多いです。
ちなみに、この特色を2度刷りすることを「ベタあり」印刷といいます。

この基本的な考えかたを踏まえて、実際の印刷紙袋オーダー方法についてご説明していきますね！

下はフルオーダーバッグを頼む時の画面です。
「表面印刷」で印刷の方法を選ぶ際に選択肢が結構出てくるので、どれが自分のしたい印刷なのか迷ってしまう方も多いかと思います。

「ベタ印刷の説明はコチラ」をクリックすると詳しい説明を見ることができますが、今回はメルマガで実際の紙袋を見ながら、お得なポイントも交えてご紹介したいと思います。

こちらは「ベタあり」の紙袋です。
写真のとおり、「ベタあり」というのは紙袋全体の50％以上を塗りつぶしたデザインを指します。それで1色のみ使ったものが「1色ベタあり」、2色使ったもの（例えば塗りつぶした色で1色目、ロゴやマークを別の色で2色目といったタイプ）が「2色ベタあり」といいます。

「ベタあり」の紙袋は印刷面積が広く、二度刷りするため「ベタなし」のものに比べると価格は高め。
なので、ベリービーとしては紙袋の表だけでなく、内面や底ボールにも印刷してしまうことをオススメします！

「内面や底面の印刷はしない方がコストを抑えられる」と思われがちですが、実際はベタあり印刷の場合、価格にあまり差がありません。
何より内側や底面に印刷されていた方が高級にみえます！
印刷で「ベタあり」を選ぶ場合は、ぜひ内面や底ボール印刷でより素敵な紙袋にすることをおすすめします。

そしてこちらが「ベタなし」印刷の紙袋。
印刷面が全体の50%以下の紙の色をベースにした紙袋を指し、紙の風合いを生かしたナチュラル・シンプルなデザイン向いています。

しかし、工夫しだいで上の写真の紙袋のような、紙袋全体に印刷されたデザインにすることも可能です。柄は全体にプリントされていても、印刷面自体が50%に満たない場合が当てはまります。

全面プリントに見えて「ベタあり」に比べてお安く作ることができる方法です！

では、ご紹介した紙袋を思い浮かべつつ、あらためて印刷について簡単に振り返ってみましょう。

左が「1色ベタなし」。ベースが紙の色で色がついているのはロゴのみといったイメージです。　
右は「1色ベタあり」。紙袋全体がピンクで塗りつぶされています。「ロゴが白色だから2色では？」と思うかもしれませんが、ロゴは紙の色（ピンクで塗られていない）なので、印刷色に数えられません。

左が「2色ベタなし」。紙の色をベースにしつつ、ロゴに2色を使っています。
右は「2色ベタあり」。2色のうち1色が紙袋全体の50％以上を塗りつぶしており、ロゴは別の色で印刷されています。

はじめにお話したとおり、写真や複数の色が華やかな紙袋は、4つの色を重ねて表現していますので、「4色フルカラー印刷」となります。自由自在な表現ができる印刷です！

こうして見ると、1色ベタなし印刷のみのエコノミーペーパーバッグが安い理由が分かりますね。（ハンドルや紙の素材も関係しますが）

もちろん、エコノミーペーパーバッグも、ベタありにならない柄を全面に印刷したり、色の濃淡を使ってみたりと工夫しだいでお安い価格ながら表現の幅を広げることができます。

ちょっと長文になってしまいましたが、印刷の違いについて少しでも伝わっていれば嬉しいです。
印刷の紙袋を作りたい！という場合は、「ベタなし」なら「エコノミーペーパーバッグ」へ、「ベタあり」や「フルカラー」なら「フルオーダーペーパーバッグ」へご相談ください！

※弊社の都合により、製品仕様・その他の記載内容について予告なく変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。

冬季休暇のお知らせ

ベリービーでは下記の期間、電話での窓口業務、ご請求いただいたサンプルの発送、お見積もり業務をお休みさせていただきます。
休暇期間中は何かとご迷惑をお掛けすることと存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

〈冬季休暇期間〉
2016年12月29日（木）〜2017年1月4日（水）

※2017年1月5日（木）から平常通り営業いたします。