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【8.3度の法則】花王アタックが証明した「体験の微差」が生む差別化 ー 公式note 第29話

いつもベリービーをご利用いただきありがとうございます。
今回は、ベリービーCEO 芦谷による公式note第29話目。
《花王アタックが証明した「8.3度の法則」》
少しだけ内容をチラ見せしていますので、気になった方はぜひnote本編もご覧ください。

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著者
ベリービーCEO
芦谷正人

始まりはデザイナー、今は学校の講師、ブランディングコンサルタント、現代芸術作家の顔を持つ。ベリービーを運営する「ドライブ」代表
第29話
花王アタックが証明した「8.3度の法則」
商品品質での差別化が難しい時代

現代において、商品品質の差別化はとても難しくなってきています。
その中でも特に洗濯用洗剤の市場は、典型的な成熟市場で、どのブランドも「洗浄力」、「香り」、「価格」は横並び。消費者は 「どれも同じ」 と感じています。
このようなコモディティ化した市場で、企業は何で差別化すればよいのでしょうか?
花王の「アタック」は、2020年に16年ぶりの大幅リニューアルを行い、ある答えを示しました。それは、「8.3度」という、ほんのわずかな角度の違いです。

花王アタックの「8.3度の差別化戦略」

1-1. 何が変わったのか
2020年、花王は「アタック ZERO ワンハンドプッシュ」を発売しました。
従来のボトルとの最大の違いは、 液体を注ぐ際の傾斜角度です。
・従来のボトル: 約78.5度傾ける必要
・新ボトル: 70.2度で液体が出る

その差、8.3度。この違いが、手首への負担を約半分に減らしました

1-2. なぜ8.3度が重要なのか:「微差の蓄積」
花王の調査によれば、日本の家庭では年間約365回洗濯が行われます。
・従来ボトル: 78.5度×365回=28,652.5度の負担
・新ボトル: 70.2度×365回=25,623度の負担

年間で約3,029.5度分のストレスが軽減されます。

【画像出典】 花王株式会社「アタック 超フィットボトル」公式スペシャルサイト
https://attack-newbeads-fitbottle.com/
「僅かな違い」が体験を変える

私たちも現場で、「わずかな違い」が体験を劇的に変える場面を何度も目にしてきました。
例えば、紙袋の持ち手の穴間隔を変えた場合、わずかな間隔の違いで、持ち手が手首に自然にフィットし、長時間持っても疲れにくくなります。

また、箱の蓋を開ける隙間も重要です。
上蓋と身の隙間を少し変えるだけで、「開けやすい」と感じられます。
例えば、アップルの箱なんかはこの隙間に気の遠くなるようなこだわりを持っています。
こうした「小さな最適化」は、見た目には分かりませんが、使う人の体験を大きく左右します

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ベリービー公式note

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