いつもベリービーをご利用いただきありがとうございます。
前回の「紙の厚みと加工選びのポイント」に続き、今回もパッケージ制作に役立つヒントをお届けします。 テーマは、紙そのものの風合いを生かす「クラフト紙」。素材が持つナチュラルな魅力や、表現の工夫についてご紹介します。

＼　前回の記事についてはこちら　／

今回ご紹介するのは、やさしい質感が特徴的な「クラフト紙」。
クラフト紙とは、木材パルプを強度の高い製法（クラフト法）で仕上げた紙のこと。
一般的な白い紙とは違い、パルプ本来の色味や質感が残っているため、ナチュラルな風合いが際立ち、自然であたたかみのある印象を与えられます。

漂白処理を行っていないクラフト紙で、紙本来の茶色い色味とざらざらとした質感が特徴。
自然な風合いが魅力で、環境にも配慮したエコ素材として人気です。

クラフト紙を漂白加工して白く仕上げた紙です。 少し黄味のあるあたたかな白さがあり、未晒しクラフト紙に比べてさらっとした質感が特徴。
印刷との相性も良く、自然な風合いを保ちながら綺麗に上がります。

クラフト紙に染色を施した紙です。 しっかりとした厚みがあり、ハイブランドのパッケージにも採用される高級感のある素材。
ブランドのイメージカラーに合わせて色を選べるため、より強い世界観を演出できます。

＼　上記以外の紙の種類もご用意しておりますので、　／
お気軽にスタッフまでご相談ください。

クラフト紙の素材についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？
ここからは、それぞれのクラフト紙と相性の良い仕様、そして特におすすめしたい業界・シーンをご紹介します。 ブランドの世界観をより魅力的に演出するヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

世界観づくりが重要なファッション・アパレル業界では、ブランドカラーを一色でしっかり表現できる「カラークラフト紙」がおすすめです。
クラフト紙ならではのあたたかみを残しつつ、色で存在感を際立たせることができ、遠目からでも目を引くパッケージ表現が可能。ロゴをワンポイント配置するだけでも、洗練された印象にまとまります。

下記のブランドのような、ニュアンスカラーや白ベースの表現にも対応でき、紙そのものに色がついているため、印刷インキの擦れや色移りを気にしにくいのも魅力です。オーガニック感・自然体・素材へのこだわりを訴求したいブランドに特におすすめです。

消費サイクルの早いスイーツ・フード業界では、紙袋の使用量も多くなりがち。そこでおすすめなのがコストを抑えつつ清潔感を演出できる「晒クラフト紙」です。
晒クラフト紙は白ベースで印刷との相性が良く、余白を活かすだけですっきり上品なブランド表現が叶います。低コストでも高見えができるため、リピート採用の多い人気素材です。


ベリービーでは、1,000枚〜の大量注文に対応した「バリューペーパーバッグ」をご用意しています。コスパ良くブランドの世界観を伝えたい方は、ぜひチェックしてみてください。

紙の種類ごとに、印刷の相性や手触りなどの特徴はさまざま。目的に合わせて最適な素材選びを行うことが大切です。 「理想の質感を再現したい」「ブランドらしさをもっと引き出したい」など、パッケージに関するご相談もぜひお気軽にご連絡ください。

ベリービーでは、需要に合わせたパッケージの新商品が次々と登場しております。
リブランディングが注目されている中、まずはパッケージを再検討されるブランド様も多く増えています。パッケージの見直しを通してブランドのラッピングサービスを充実させることができ、さらにブランド力の向上や、注目度を上げることも見込めます。
ベリービーでは、ブランドに合わせたパッケージのご提案も行なっておりますので、ぜひお気軽にご相談ください！

商品やサービスについての詳しい内容や、もっと知りたい情報リクエストなど、お気軽に以下のアドレスまでお送りください。皆さんの率直なお声をお寄せいただけたらうれしいです。